消防団の人手不足を解消する方法はあるのか

消防団
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消防団歴もうじき20年を迎えるロレンツィオです。

20年程前から消防団員の減少が目立つようになり消防団の存続の危機に直面しているところもあると思います。

私が所属する消防団も幽霊団員が多く実際の活動に参加しているのは8名程度です。

勧誘などは積極的には行っていないですし、当然と言えば当然ですが無理に勧誘しようとも思っていません。

なぜなら、入りたい人がいないので入れようがないからです。

消防団の人手不足を解消できるかについて結論から書くと「出来ない」の一択しかありません。

なぜ人手不足が解消できないのか?

理由は3つあります。

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そもそも人がいない

消防団に入団する条件は18歳以上で居住地または勤務地の消防団であれば可能ですが、18歳以上40歳ぐらいまでの男性が入団すのが一般的です。

消防団の最小隊は町内会単位がほとんどで20名ぐらいが適正人員とされているので、各年齢ごとに1人はいないと人出不足になります。

18歳~40歳ぐらいの男性が20人ぐらいいる地域は世帯数で250以上ないと難しいです。

地域の高齢化が進む限界集落ではさらに多い世帯数がないと不可能です。

一般的な入団条件にあった人がそもそもいない現実があるのです。

自営業者の減少

昔の消防団員は半分以上が自営業者が占め、サラリーマン比率は30%前後でしたが、ここ10年では70%を超えています。

消防団は自営業者がになってきた背景があり、この理由として火災などの有事の際にサラリーマンように会社に拘束されていないため活動しやすいからです。

30~40年前に比べて自営業者の割合が激減し、サラリーマンにも入団してもらってきています。

しかし、サラリーマンは勤務のために日中は地元にはいなく、時間の融通も利きづらいですし、会社の仕事に支障をきたすことを懸念して入団しない人が多くいます。

火災などの有事はいつ起こるかわからないので消防団活動はサラリーマンには不向きであり、自営業者の減少によって団員不足になるのは当然ですよね。

消防団イメージの解離

消防団に入団してもらうための各行政がPRに励んでいます。

そのPR活動の内容と実際の消防団の実情が違い過ぎて逆効果になっています。

どうゆうことかというと・・・

消防団のイメージアップのために背伸びしすぎたPR活動は、ネット社会で情報が飛び交う現代では逆効果になっています。

背伸びをしたPR活動をすればするほど、アンチのネガキャンがさく裂します。

ようはPR活動をすればするほどステマ扱いされてしまうのです。

SNSで消防団頑張ってますアピールしても、旅行でのピンコン遊びなどが暴露されたり、掲示板等で内部告発されたりなど、消防団のイメージが地に落ちてしまっています。

もちろん、しっかり活動を行っているホワイト消防団もたくさんいますが、ごく一部のブラック消防団のネガティブイメージが強烈過ぎて消防団に近寄らない人がいることも事実です。

消防団に入ってみなければホワイトかブラックかもわからないので、近寄らないようにするのもわかります。

まとめ

いかがでしたか?

消防団は今やオワコンになっています。

地域の人口と自営業者率の絶対条件で成り立っていたので、この二つが解決されないことには人手不足の解消はあり得ません。

地域防災として組織編制の抜本的改革が許されるなら方法がなくもないですが、それはまた次回に書きたいと思います。

 

 

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