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消防団の操法大会って必要?大会廃止は急務!

 こんにちは、令和の鬼才ロレンツォです。

消防団に入団して20年のベテラン風のクズ消防団員をしています。

今年度から分団長を押し付けられて、操法大会やクソイベントにすべて欠席しています。

アラフォーになれば退団する頃ですが、新潟のド田舎の限界集落に住むロレンツィオはまだまだ退団できません。辞めろと言われても、辞める気はないですが。

そろそろ辞めたくなりました…

操法だけは廃止にしてほしい!!!

まともな訓練以外は廃止にすべきです!!!

うちの親父が消防団にいたころは希望者が多く入団できない人もいたそうです。

消防団活動の全てを否定する気もないのですが、今回はポンプ操法、操法大会の必要性について個人的に意見をまとめました。

結論から言うと操法大会は必要ないです。

ポンプ操法ってなに?

 ポンプ操法ってなに?っていう人のためにざっくりと説明します。

 消防ポンプ車両、可搬ポンプ(小型の持ち運べる消防用ポンプ)を使い、防火水槽から疑似火点に水をかけ撤収するするまでの動作をポンプ操法要領に沿って行う訓練(消火活動のシュミレーション)のことをです。

You Tubeで「ポンプ操法」と検索してもらうとたくさん出てきます。

 

ポンプ操法を練習する重要性

 火災が発生したときに消防団の最低限の役目としては、水利確保、初期消火、火災現場付近の交通整理などがあります。

消防団に入団したからには現場に駆けつけた時に、消防ポンプの使い方がわからなくて水が出せませんでは困ります。

 消防ポンプの水の勢いは非常に強く、操作を間違えればポンプを故障させたりケガをする恐れもあります。

そうならない為にも、日ごろから安全で確実に水を出せるように練習して、火災の時に本部の指揮の元、各分団が協力して無駄なく迅速に消火活動が出来ることが理想です。

そのためにも基本となる消防技術を覚えることが大事なことなのはわかります。

 

しかし、ポンプ操法実施要領に沿って覚えることは、それほど重要とは思いません。

 

 なぜなら、ポンプ操法実施要領は大会のために書かれているので、内容の多くが形式的なため消火活動をするうえで不要だからです。(操法の基本動作で必要性の高いものもありますが)

「操法を練習することが消防技術の基本動作の習得になる」というのは操法大会至上主義者の大義名分です

 重要なのは大会用のポンプ操法の習得ではなく、消火活動をするための消防技術の習得、向上です。操法の重要性を高めるならポンプ操法実施要領の形式的な部分をなくしたものを、大会用とは別に作るべきです。

だからこそ、ポンプ操法実施要領に沿って覚えることは重要ではないです。

操法ができれば何でもかんでも消火ができると思って消防団員は、消防団の操法大会で優勝目指す前に考えることの記事もお読みください。

操法大会よる弊害

 操法大会の目的
「全国消防団員の消防技術の向上と士気の高揚を図るとともに、消防活動の充実発展
に寄与することを目的とし…操法全国大会を…開催する」だそうです。

 

目的だけを見ると立派です。必要性を感じなくもないですね。大会の目的に向かい切磋琢磨している人たちもいます。

しかし、その裏で鬱々と操法に強制参加させられている人たちがいるのも現実です。

団員は消防活動が本業ではなく、自分の仕事をしながら消防団活動をしています。

(もちろん消防団は、活動費等の多少のお金は出ますが、基本的にはボランティア活動のようなものです。

 

地区の防災訓練に協力したり、日々の消火栓の点検や自然水利の草刈り、私の住む地域は豪雪地帯なので、冬場は水利の雪かきなどを自分たちの時間を使い活動しています。

消防団員の事情は様々で自営業者や、既婚者、子供が産まれたばかりの人などいろいろいます。
その中で仕事や家庭とのバランスを取りながら活動していて、消防活動に多くの時間を費やせる人などは一握りです。

 

 全国大会や県大会に出場し上位入賞している消防団のポンプ操法を見るとレベルが高すぎて、数か月間の厳しい練習をしているのは容易に想像できます。

素早く正確にできることに越したことはありませんが、大会に向け多くの時間を費やすことで様々な弊害がでてきます。

 

シンクロした動きや見栄えに重点を置き練習時間の多くを使われる。

 ポンプ操法大会は、速さ、正確さ、規律、動きをシンクロさせて加減点方式で争う競技で、上位入賞を目指す消防団になると減点になる動きが無くなるため、練習時間の大半が規律やシンクロした加点対象となる動きの習得に当てられます。

これらの動作は様式化した形式主義に堕していて、実際の火災現場での動きとはかけ離れ「大会の為の訓練」となっている。

一列に並んだ状態から、2メートル前方の幅5㎝の白線にかかとを合わせるために一月以上練習する分団もあります。

 

過剰な練習による仕事や家庭への影響

 県大会や全国大会の出場を目指す消防団では、練習期間が数か月から、時には年間を通じて常時行われ、操法至上主義の幹部やOBなどの圧力により過剰な練習を強要され、操法訓練のために退職に追いやられたり、家庭崩壊を引き起こし「消防離婚」してしまった団員も少数ではあるが存在する。

 

演習訓練時の公務災害(けが)の8割が操法練習によるもの


 これはレアケースですが過剰な訓練後に、心筋梗塞等により死者がでる事故も発生している。

練習は日ごろから運動をしていない団員には大変無理な動きも多く、長期間の練習により練習中に怪我をする消防団員が多くなるのは容易に想像がつきますよね。

ちょっと古いデータですが平成28年度における操法訓練に伴うけが人は、災害認定されたケースだけで600件を超え演習訓練のうちの8割強を占めているのが現状です 。

消防団員は本業を持っている団員がほとんどのため、過剰な練習をして怪我をした際には仕事や家庭にも支障をきたすリスクを持っている。

 

過剰な練習、圧力による自殺者も

 公務災害になるかわかりませんが、平成27年には操法技術の未熟さを苦にした消防団員が精神的に追い込まれ自殺をしてしまいました。自殺の詳細はわかりませんが、過剰な練習により消防技術の習得、向上に不要な精神的負担も負わされている現実もあります。

結局大会は必要なの?

今まで長々と書きましたが、やはり操法大会は必要性は無いです。

なぜなら、大会の目的と操法大会による弊害を比べると

大会の目的  操法大会による弊害

になっているからです。

 

大会に参加したい人達だけがすればいい話で、各消防団のOBや本団のエゴのために強制的に参加させるのは理解できません。

 

そして、強制的に参加させても士気の高揚どころか士気が下がるのは目に見えています。

 

技術の習得や向上なら操法は必要な基本動作だけを短期的に練習すれば、あとは駆けつけ訓練や地域の防災訓練とかで、練習するなど方法はいくらでもあるはずです。

また、習得した技術は消防活動に応用されねばならないのに、本来の目的とはかけ離れた「競技大会の為の訓練」になり、現場での応用ができないなど、本末転倒ともいえる状況となっている。

50,000歩譲って大会に参加するなら

 操法至上主義者は操法大会廃止論にたいして、消防の基本だとか意志疎通だのと、いろいろ言いますが、私も100%ムダなんて思ってません。

 

どうせやるなら今より少しでも本来の目的に沿った意味ある大会になったほうがいいと思いませんか?

 

ではどうするべきか?なにができるか考えました。

 

大会規定、ルール等の見直し

 大会による弊害をなるべく減らせるように大会の新ルール等を提案します。

全国の消防団の現状を把握しているわけではないで、今回は私の住む街限定の実現可能そうな新大会規定、ルール等を上げてみます。

操法の内容で無駄な部分が多いとかは無視していきます。

全国大会、県大会は行わず、市町村大会までとする。

 全国大会を開催すると地方大会等の予選会の大会数の増加により練習時間が多くなり、出場者の体の負担やケガへのリスクや仕事、家庭への負担が多くなることを防ぐためにも大会は年一回までにします。

現在の操法要領は地域によりローカルルールが存在すので、勝ち上がるたびに新たなルールに対応しなければならず、本来の目的外の練習をしいられ練習時間のさらなる増加を抑止する。

 

ポンプ操法の目的にあった消防団員が出場すべき

では、ポンプ操法の練習を最も必要とする団員は誰なのか?分団長?部長?それとも方面隊長?違いますよね。そうです!技術レベルの未熟な新入団員です。

 

出場資格を決めます。

まずは年齢と入団歴に上限を決めす。

  ポンプ等の操作の経験が浅い団員が多い為。

  体への負担が軽減と入団歴との兼ね合い。

  勝つために同じポジションを何年もやっていていは、ほかのポジションの操作など覚えられませんよね。

各分団単位での出場が困難になるので方面隊単位に枠を広げる。

私の所属している消防分団は、上記資格を有する分団員では人数が足りません。

解決法の一つとしては、もともとあった市町村が平成の大合併で1つになったので、旧市町村単位の中で、分団数と所属している参加資格を有する団員数に応じて出場チーム数を毎年決める。

練習期間、時間の上限を決める

 練習開始は大会当日の30日前からとし、最大練習日数14日、日/最大練習時間3時間まで。

時間的制約により練習の効率化につなげる。

 練習方法を提案させてもらうと、天候に左右される部分もありますが、練習の手伝い(準備、片付け等)のため各消防団から数名ずつ参加する。


これにより火災現場では各消防団との連携も必要なので、自分の所属する消防団以外の団員との交流の機会が増え、操法不要論に反対する人が良くいう団結力や士気の高揚に少しは繋がるんじゃないですか。

 

採点方法

 採点は結合確認等の実際の火災現場での必要動作のみの減点方式とし、シンクロ動作や集合線に踵を入れる等の見栄えに関しては採点はしない。

操法自体を不要という人の無駄な動きの練習の省略化につながり、必要な動作の習得に時間を使うことができる。

まとめ

いかかでしたでしょうか?

現段階では操法大会の必要性はないです。

本来なら大会は即刻廃止すべきですが、熱血操法団員がガヤガヤわくので無理やり大会ルールを考えてみました。

私の考えた大会規定、ルール等は私の住む地域限定でのザックリ考えた内容です。

ポンプ操法と操法大会に必要性を求めるなら、

・今ある操法は余計な動作等が多く不要。

・消火活動時の無駄を省いた基本動作習得のための新たなマニュアルが必要。

・大会は不要動作の練習に多くの時間を使われ過酷な練習によるケガ、職場や家庭の負担につながっていることが問題なため不要。

・技術習得の練習の為に目標が必要なら年一回の市町村大会にし、制限を設け消防団の本来の目的から逸脱した過剰な練習をさせないようにするべき。

上記のことを改善し負担を軽減していけるように、皆さんの地域ごとで効果的で実現可能な方法に改善していくことで、必要性が出てくるかもしれません。

 

操法大会の廃止は急務

 

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