全国の消防団員のみなさんこんにちは!
入団歴が浅かったり機械班の経験があまりない団員でポンプ車や可搬ポンプの操作に自信が無い人って結構いると思います。
火災時に消防ポンプを扱うことができる団員がいないと、出動することをためらってしまいます。
そこで私たちの消防団は誰でも水が出せるように消防ポンプの操作マニュアルを作ってあります。
↑こんな感じ
本来はマニュアルなんか見ながら操作するような未熟者では役不足なんでしょうが、もともと団員数が少なく操作が出来る人が集まれるとは限りません。
ですから、私の消防団では不慣れでも操作が出来るようにマニュアルをつくってあります。
マニュアルを作るきっかけは、町内会長から特別団員に消防ポンプの操作の講習をしているところを役所に報告したいと言われたからです。
私の消防団には、消防ポンプの操作マニュアルがありませんでした。
いままで、駆けつけ訓練などで先輩たちに操作方法を教わっていましたが、団員の減少と訓練の回数が減ってきて、操作方法が正確に伝わらないようになってきてます。
とくにここ数年は火災の件数も減り平和ボケしてきて、操作の手順や確認事項を忘れている団員も(私も含め)います。人の記憶はあやふやで忘れやすく、このまま伝言ゲームのように口頭で伝えていくと間違って伝わってしまったり、確認事項を忘れてしまう可能性がありました。
もし火災出動時に、手順を飛ばして水が出なかったり、自然水利で流量が不安定なところで吸水したとき、連成が右往左往してもマニュアルがあれば確認することができますよね。
常に訓練を行い誰でも消防ポンプを扱えればいいのですが、団員は家族や地域のイベントなどで忙しく、なかなか個別に訓練をする機会が取れないのが現状です。
人口減少などで消防団員数の確保が困難になってきています。既存のやり方では続かなくなってきている中での愚策かもしれませんが、なにもしないよりいいと思います。
この記事を読んでくれた消防団の人手自分たちはこうしてるなどがあればコメントください。