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操法大会の練習に時間を割いてる場合ではない!

消防団員のみなさんこんにちは

操法大会某滅推進派代表のロレンツィオです。

1年中操法の話をする本団につくづく嫌気をさしてきたんですが、バカを相手にしないようにスルーしてます。

私が操法大会が嫌いな理由を紹介します。

採点競技で点数公開がない

私が操法大会が嫌いな理由はいくつかありますが、その1つがこの採点競技という点です。

フィギィアスケートや新体操のように技の難易度や構成で、基準が明確になっていればいいです。

操法は決められた構成を行い持ち点から動作容量不適等で減点されていくもので基準はあるものの不明瞭な点が多く、私がいる地域の採点結果は公表されません。

※全国大会などは結果を公表しています。

このため、採点結果が公表されないのであれば極端な話になりますが、採点者の気持ちひとつでどうにでもなってしまいます。

しかし、採点者は消防職員が行いますので厳正かつ公正に行っていますので、そんな事はおきないとは思いますが、行政の不正は日常茶飯事ですからわかりません。

選手側からすると採点結果がわからなければ、どこが減点されたのがわからないので直しようがありません。

技術向上をうたっていいるのに目的と行動が一致してません。私は操法大会が嫌いなんです。

まあ、もともと勝とうなんて思っていませんが(笑)

お金がかかる

ここ数年の操法大会を見ると操法に使用する吸管やホースなど、操法大会用の特別なものを使用して出場しているチームが多く見受けられます。

操法用のホースなどは大会で扱いやすい反面、強度が不足していますので実際の火事場では使わないです。

大会の時はランニングシューズを履きますが、火事場にランニングシューズで来たら怒られます。

仮想火災を想定した大会ですから、服装を火災の時と同じにしなくてもいいと思います。

しかし、吸管やホースなどまで大会用にするのは行き過ぎではないでしょうか?

私は割と合理的な考えで理屈っぽいと言われます(笑)

私からすると実際使うもので練習しないでどうするんでしょうか?

私が昔、大会で優勝した時は長靴を履いて普通の装備品で出場していましたが、長靴と軍手で出場したことに本団の人が激怒していたらしいです。

より実戦に近い装備品で出場することを怒られる筋合いはないはずです。

操法専用備品にいくらつぎ込むの?

操法用ホースは一本3~4万円ぐらいでポンプ車なら6本必要でこれだけで18~22万円もします。

吸管は10万円以上します。

このようなものを買う予算は消防団にはないです。

ではどこからこのお金が出ているのか、みんなの活動費を徴収していたり地域の各家庭から協力金などもらったり、地区の補助金で購入している消防分団がほとんどだと思います。

地区の補助金や各家庭からの協力金なら分団で決める事なので、それが嫌なら会議の時に話をして変えればいいです。

 

しかし問題なのは各部団員に支払われる活動を強制微収しているところです。

活動費については、全国的に問題となっています。

 

私の消防分団で活動費をホースなどを買うとなればみんな反対します。

みんなで楽しく飲んだり、団員の家族を呼んでバーベキューをするのに使うなら私の活動費を全部使ってもいいです。

消防団はあらゆる災害時を想定する必要がある

勝つために頑張っている消防分団には失礼ですが、目的をはき違えてはいませんか?

運動な得意な人はいいですが、もともと体育会系のノリが嫌いな人だっています。消防団内にはいろいろな特技(職業がらとくなジャンル)を持っている人をフル活用して、まずは防災活動に重点を置いて見てはどうでしょうか。

近年は台風などで河川の氾濫や土砂災害など、火災に並ぶ勢いで発生しています。

消防団の目的が多様化している中で操法に力を入れている場合ではなくなってきています。

操法の練習にばかり時間を使っている消防団に火災以外の災害時の対応が迅速にできるはずもありません。

そもそも消防団は素人集まりなのであまり期待されては困りますけど。

まとめ

近年は河川の氾濫や土砂崩れなどの大規模災害が起きやすくなっていいるので、消防団として何ができるか冷静に考えたほうがいいと思います。

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