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SR400買うならどの年式がおすすめ?型式別のメリットデメリット。

みなさんこんにちは。

SR400は実はショートストロークって知ってました?

俺のビッグシングルもショートストロークの高回転型のロレンツォです。

今回は、SR400を探すにあたり型式別のメリットデメリットを紹介すので、SR400を選ぶ参考にしてもらえたらと思います。

【SR400 1型】1978年~1984年

SR400の1型(初期型)は1978年~1984年まででフロントブレーキがディスクブレーキでフロントホイールは19インチ、タンクも現行と違い細身でした。

1型メリット

1型の最大のメリットは、好きなマフラーを付けられるということです。

最初の騒音規制対象が1986年以降ですから、バラチョンでも竹やりマフラーでもなんでもいいということです。

よく古いハーレーのナックルヘッド、パンヘッド、ショベルなどといったエンジンを積んだバイクや、国産の絶版車のヨンフォア、GT380などなどの爆音のバイクが走ってますが合法なんですね。

規制前に製造されたバイクは現在の規制がどんなに厳しかろうと関係ありません。

ですから、SR400の3型以前のマフラーであれば、どんな社外品でもつけ放題というわけです。

それ以外のメリットは、特にありませんね…

1型のデメリット

デメリットは、中古で購入するには程度の見極めが非常に難しいということです。

とにかく古いので状態の良いバイクが無いですし、走行距離も当てにならない時代の中古バイクは外見がキレイでもエンジン内部や電装系といったところの状態が素人にはわかりません。

2型もそうですが、SR400は40年の歴史の中で色々なカスタムが流行り、フレームを切ったりバッテリーレス化されたりと素人カスタムでハチャメチャにいじられ尽くしてきました。

こうなるとエンジン音やSR400の泣き所を熟知したプロでないと買って1週間もしたらエンジンがかからない、キャブからガソリンが漏れるなど、様々な故障が出て車体価格以上に修理代がかかるなんてことが高確率でおこります。

故障したときに純正部品が無いこともしばしば起こります。SR400が高騰していて、安く購入したい気持ちもわかりますが、自分で直せる人以外におススメできません。

【SR400 2型】1985年~2000年

2型の特徴はなんと言ってもフロントブレーキがドラムブレーキ、フロントホイールが18インチに変更されたところです。

1型の効かないディスクブレーキより2型のドラムブレーキのほうが幾分マシと思います。

2型になると約15年間の間にマイナーチェンジが多数行わて、キャブレターが強制開閉式から負圧式、エアクリーナーが大型化したり、ステップが後方に下がったりと細かく分けると2型が最も改良が進んだ型式になります。

2型のメリット

2型は型式変更直前の1998年に排ガス規制が行われ。その前の年式であれば、マフラーの制限が音量規制のみです。

1999年以降は車検時に排ガス規制適合マフラーを装着、適合証明の書類が必要となります。

タマ数が非常に多いのが最大のメリットと言えます。400㏄のバイクの中でカスタムや整備がしやすいことから毎年コンスタントに1,000台~2,000台は売れたバイクです。特にこの型式は製造期間が長いことからタマ数が豊富にあります。

バイクが高騰してSR400は人気爆発で買取価格もうなぎ登りに上がりました。それによって、車庫に眠っていたSR400がどんどん市場にでてきてます。

カスタムをする上であえてドラムブレーキを選ぶ人もいるくらいなので、カスタムベースとして、自分のスタイルに合えばディスクブレーキの3型以降より安く買えます。

2型のデメリット

2型のSR400はとにかくカスタムされまくった車体が多い時代です。エンジン以外はすべていじられてるなんてことも多々あります。

メーターを社外に変えるなんて当たり前にされていたので、走行距離がわからない車体が多いので、走行距離を目安に車体状態を把握するのはほぼ不可能です。

車検証に走行距離の記載が始まったのが2003年からですから、走行距離は当てにしてはいけません。

 

【SR400 3型】2001年~2008年

3型はフロントディスクブレーキの復活と2003年からイモビライザーが付いたことです。

ディスクブレーキになったことでブレーキのタッチが改善され、ブレーキキャリパーをブレンボなどに交換してより効きの良いブレーキにすることが出来ようになりました。

またメインキーにイモビライザーが付いたことで盗難防止になります。

窃盗のプロはそんなのお構いなしですが、素人盗難にあうことは少なくなりました。

3型のメリット

3型のメリットはズバリ!

ディスクブレーキとキャブレター仕様であることです。

キャブレターはカスタムしたい人にはメリットですが、カスタムを目的としない場合はデメリットになってしまいもろ刃の剣かもしれません。

ディスクブレーキになったことでブレーキ操作が大分楽になりました。

ドラムブレーキは絶対的制動力は高いですですが、天候によって効いたり効かなかったりと波があるので、それをSRの良さと面白さと言える人はいいですが、カックンブレーキと言われるSR400のブレーキを愛せと言われてもなかなか無理があります。

普遍的なSR400のディスクブレーキ進化は好みが分かれますが、ディスクブレーキは通常メリットになります。

次にカスタムが豊富であることが挙げられます。

FI車はタンク構造がキャブレター車と違うので、キャブレター車用のタンクを使うことが出来ません。FI車用のカスタムタンクは非常に少ないので選択肢が限られてしまいます。

外見のカスタムにこだわる人はやはり3型までのSR400を選択することをお勧めします。

3型のデメリット

年式も割と新しくカスタムメインにするなら3型が無難ではあります。

しかし、1型~3型まではキック始動が失敗するとなかなかエンジンがかからないことがあります。キャブレター車のだいご味であり泣き所といった感じ。

一見ノーマルに見えてキャブレターをいじられていることが結構あるため、季節によって調子が悪くなることもあるので注意が必要です。

本来キャブレター調整って普段使いで燃料が濃くても薄くても大丈夫なようにセッティングされてるものなんですよ。

幅広い環境に合うように作られているものをレースマシンのようにピーキーにしてしまう自称バイクに詳しいおじさんたちが、キャブレターをいじくり倒すから調子の悪いバイクが量産されてるわけです。

キャブ車を買う時にノーマルに戻してもらうのが一番です。

SR400 4型、5型】2009年~最終モデル

長くなったのでまた次回にさせて下さい。

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