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【一眼カメラ】写真の撮り方 足し算のお話 ~写楽3~

~写楽 load to amazing fhoto~

みなさんこんにちは!

仕事と写真の割合が2対8のロレンツィオです。

写楽2で【引き算と足し算】と言っておきながら足し算のことに全く触れずに終わってしまいましたので、今回は写真の構図で必要な足し算について書いていきます。

写真の上達に必要なのはとにかく目的意識をもってたくさん撮ることです。そして時間があるときに見返してよくみること。

写楽で書いてあることを実践して1記事読むことに1,000枚くらい撮ったら次の記事に進むようにしていけば必ず上達するはずです。

今回から少しずつですがカメラ用語を使っていきますのでわからない人はグーグル先生に聞いて意味を理解し読み進めていって下さい。

 

写真を撮るうえでメインとなる被写体を主題といい、前回までは主題をいかに強調して撮るかをお話ししました。

主題を強調する写真は撮れるようになったと思いますが、見返してみると何か物足りなさを感じませんか?

写真の構図は多種多様にあり、いらないものをバッサバッサ切って撮る撮り方はその手法の中の一つにすぎません。

ですから、今までの写楽で書いた通りに練習で撮った写真を見返すと同じような写真になってしまうのは仕方ありません。

まずは基本をしっかり押さえなければ写真の上達はありえませんから。

しかし、今回の足し算の仕方を覚えると写真の構図のレパートリーが無限に広がります。

足し算とは副題をいれること

これからがやっと本題の足し算の仕方です。

副題とはメインの被写体(主題)の脇役のことです。

桜の花見に行って桜の写真を撮るときに桜を強調した写真ばかりでは面白くありませんから、もう一つなにか被写体を入れて撮ろうとしたときに何を入れるかになります。

副題でよく使われるのは場所(どこで)がわかるもので、たとえばお城と桜、桜並木と楽しそうに歩いている親子などです。

副題は自分が撮りたい被写体に情景などをプラスすることで主題を引き立たせてくれます。

 

上の写真は主題がお城で副題が桜です。

桜がなければ、よくあるライトアップされたお城の写真ですが、桜があると一味違った写真になります。

主題と副題を明確にしよう

主題と副題をどのように配置するかで主題と副題が逆転してしまうことがあります。

子供の入学式でよく見かけるのが、入学式と書かれた大きな看板の横で記念写真を撮るときに看板の真横に立って撮影している人がいます。

ほとんどの場合、子供より看板のほうが大きいので並んで撮ると看板に目が行ってしまいます。

これでは主題が看板で副題が子供になってしまい主題と副題の逆転がおきてしまいます。

子供を主題にするためにはどうすればいいでしょう。

子供より看板のほうが大抵は大きいですから、ファインダーから見たときに看板と子供が同程度か、子供のほうが大きくなるくらいにする方法として

  1. 子供の立ち位置を看板より前にする。
  2. 子供を看板の少し前に立たせてカメラを低い位置から構える。
  3. 望遠レンズで入学式の文字を少しボカす。

などで、子供のほうが強調されて主題が子供になります。

 

まとめ

いかがでしたか?

このように副題としての被写体を一つ足し算することで写真がガラッと変わり撮影する幅に広がりがでます。

今回の記事を参考にして副題を意識した写真たくさん撮ってみてください。

注意点としては副題をたくさん入れようとしないことです。副題が多いと被写体の配置や撮影者の立ち位置などが複雑になり、結局平凡な写真の連発になります。

ですから、まずは副題を一つ程度にして主題と副題の関係を考えながら構図を決めてください。

それでは楽しいカメラライフを送れるよう頑張ってください。


 

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