みなさんこんにちは!
新潟のクズ技術者のロレンツィオです。
今回は、コンクリートの品質管理の経験記述の例文を書いていきます。
↓の過去問集は、解答の解説がわかりやすいのでおススメです。
分野別問題解説集1級土木施工管理技術検定実地試験(2019年度) (スーパーテキストシリーズ) [ 森野安信 ]
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品質管理
【技術的課題】
本工事は国有林内○○川に流木対策を目的とした残存型枠型コンクリート堰堤(堤長45m高さ8.5m)を建設するものであった。
施工現場は山間地であったが、堰堤のコンクリート打設時期が夏季で日中の気温が30℃を超える日もあった。夏季のコンクリート打設になるため、暑中コンクリートの品質確保が課題となった。
【検討した項目と理由、検討内容】
暑中コンクリートの品質確保のため、次の対策を検討した。
①コンクリート打設時に水セメント比に影響を及ぼさない方法で型枠を湿潤に保つ方と方法の検討をした。
②コンクリート打設時の温度上昇の抑制方法の対策を検討した。
③コンクリート打設後の乾燥防止対策の検討をした。
以上、暑中コンクリートの品質確保の対策として検討した。
【現場で実施した対応処置】
残存型枠の三面加工丸太間伐材を資材受け入れから使用する直前まで水中に浸し使用することで打設時に湿潤状態を保った。
型枠を1リフト上までくみ上げ、打設上部に農業用遮光ネットをかけ簡易クーラーを2台設置し、ダクトを型枠内部まで延長し温度上昇を抑制した。
コンクリート打設後、翌朝まで養生シートに常時霧状散水ができるよう2,000ℓ水タンクを加工し散水養生を行った。
評価点としては、温度抑制と打設後の養生により暑中コンクリートの品質確保をすることができた点です。
品質管理の経験記述の参考にしてみてください。
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