ポジティブ思考の人ってうらやましいな。ネガティブ思考を治したいけど、どうしたらポジティブ思考になれるんだろう。ネガティブな人とポジティブの人の違いがわかれば、ポジティブ思考になれるかな?
こういった疑問を解決します。
この記事を読んでいるということは、仕事や友人関係などで今まさにネガティブ思考の真最中かもしれません。
しかし、この記事を最後まで読めばネガティブ思考から脱却する糸口が見えてきます。
ネガティブ思考の人の特徴
1.何事もやる前から失敗するイメージが先行する。
想像力が非常に豊かでいいことですが、それがミスをするイメージばかりに使われてしまうために、不安が不安を呼んで行動すること自体にブレーキをかけてしまうのが、ネガティブ思考の人に多い特徴の一つです。
2.周りが見えない(視野が狭い)
ミスをすることを異常に怖がるため、頭の中がミスのことでいっぱいになり、周りのことが見えなくなってしまう傾向にあります。
また、視野が狭くなることで自分の世界に入ってしまうため、周囲の声(アドバイス)が耳に入らず自分の知識や経験則に頼ってしまうため、解決策が見つからず自己嫌悪に陥りやすい傾向があります。
3.ミスをいつまでも引きずる
気持ちの切り替えができずにいつまでもミスを引きずっています。ミスも対処法で最も大事なのは、ミスをした時ほど気持ちを切り替えて次のことに集中することです。
しかし、ネガティブの人はいつまでもミスを引きずっていて集中力を欠いた状態で行動するため、またミスをしてしまう負の連鎖に陥ってしまいます。
4.自分に自信がない
ネガティブな人は過去の成功体験が少ないため、自分に自信が持てなくなっています。これは、自己肯定感が低く物事に取り組むモチベーションが低いので、新しいことに取り組むことが難しくなっています。
5.物事を考えすぎて行動に移せない
何かにチャレンジするときにリスクを考えることは非常に大事ですが、リスクを考えすぎて行動に移せないのがネガティブな人の特徴です。
ネガティブ思考の原因
1.周囲の目が気になる
周りの目を気にしてミスをしたらどう思われるだろうと極度に怖がってしまい新しいことにチャレンジしなくなってしまいます。これは新しい経験を積んで自信を持つチャンスを自ら失っています。
2.他人と自分を比較する
必要以上に他人と自分を比較してしまい、自分のできないところだけにフォーカスして、できないことにコンプレックスや苦手意識が根付いています。
ネガティブ思考を変える方法
ポジティブ思考の人は、目的達成=重要だと考えています。
しかしネガティブ思考の人は、ミスしないこと=重要、だと考えていてミスをしないことを一番に考えて行動します。
ポジティブ思考の人の行動は、目的達成が最終目標でありミスは成功過程には付き物ぐらいにしか思いません。ミスをした時、どうすれば目的達成に近づけるかに思考を働かせます。
この繰り返しにより、ミスをした時のリカバリー能力が身に付きミスを恐れることなく目標に向かう行動ができるようになってくるのです。
ですから、人間はミスをするが反省の前に目的を達成することが最も重要であり、ミスを振り返り反省するのは目的達成のあとにしましょう。
2.他人のいいところを褒める
誰かを褒めることは、いいところを見つけ認めることができるということです。ネガティブ思考の人は他人と自分を比較し自分否定に走りがちです。
また、自分の優れているところだけに固執して、他人を認めないようにしやすいので、他人を羨むことができても認めることができません。
自分に無い他人のいい所見つけ、認め、褒めることで他人がなぜ自分より優れているか分析でき、行動に移せ、結果となって自分を成長させることができます。
具体的に日常でできること
ネガティブ思考の人は上記の内容を読んでも、いきなりは無理とかできないとか、具体的にどうすればいいかわからないと思います。
ここからは、日常で誰でも簡単にできる方法をいくつか挙げていきますので、無理のない範囲で取り組んでみてください。
小さな成功体験を積み重ねる
成功体験と聞くとなんか特別なことをしなくてはと思うかもしれませんがそんなことではありません。
では小さな成功体験とはなにか?
たとえば、毎週末に仕事で使っているデスクを整理する、3日に1回だった洗濯を2日おきにするなどなんでもいいんです。
小さな目標を立てて実行していくことで、小さな成功体験がうまれます。
このように小さな目標を立てて実行すると、より効率のいい方法を思いついたり、無意識に思考錯誤をしていきます。
小さな目標ですから、ちょっとしたミスでも落ち込むほどのことではないため、ミスへの抵抗力がつきます。
また、小さな成功体験の積み重ねが自信となってきます。
ですから、毎日でなくていいので日常で思いついた小さな目標を立てるようにしてみて下さい。
物事を肯定するクセをつけよう
ネガティブ思考の人は何かにつけて否定的に考えるクセがあります。
否定的に考えると先ほど書いたようにミスをしないための思考回路に落ちいってしまいます。
たとえば、異性と旅行をするとき、旅行が楽しみで旅行に対して肯定的な思考になっています。
楽しいこと=自分が肯定していること
このような思考にすり替えることができます。
肯定するクセを付けると、どうすれば上手くいくかに思考が働き、その過程で起こりうる問題点に早期に気付けるようになります。
ですから友達や同僚との会話のなかで肯定するクセをつけるようにしましょう。
好奇心旺盛になってみる
自分が長く経験してきていることではミスを怖がり新しい躊躇してしまいます。
全く経験がないことは失敗して当たり前ですから、ミスをしても自分は初心者だから開き直れ、心のダメージが少なくて済みます。
新しいことへのチャレンジは、失敗したした時のリスクが少なく、興味を持って始めたことは覚えも早いので、小さな成功体験を積み重ねるチャンスにもなります。
全く関心がないものをなんでもチャレンジする必要はないですが、ちょっと興味がわいたことには、あれこれ考えずにまずやってみましょう。
好きなことに没頭する
自分の好きなことに没頭するとミスをしてもなかなかヘコむことはありません。
また、好きなことに没頭すると失敗から学ぶことが多く経験を積む速度が異常に早くなります。
たとえば、保育園児や小学生で大人顔負けにドラムを叩けたり、ピアノが弾ける子は厳しい練習をしていなくても、没頭するぐらい自分で好き勝手に遊んでいることで、才能が開花します。
好きなことでのミスですら新しい発見だと思っているからです。
これは上記に挙げた事とかぶりますがミスしたことを上手に脳内変換でき、失敗を乗り越える=楽しいにすり替えられているからです。
ネガティブ思考の人は興味のないことなどで脳内変換のクセを付けるのは難しいのです。
ですから、良い意味での脳内変換ができるクセを付ける方法として好きなことに没頭してみてください。
ネガティブの人がポジティブになったら最強です。
ネガティブの人がポジティブになると2つの良いとこ取りができるので最強になります。
なぜ、最強になれるのか?
それには理由があります。
全てにおいてポジティブに考えられればうまくいくわけではありませんよね。ポジティブ過ぎることがかえって裏目に出ることもあります。
ネガティブの人は元々慎重に物事を考えますから、リスクマネジメントに長けています。これにポジティブ思考の攻める勇気と自信(行動力)がプラスされれば最強ですよね。
ですから攻めるべきところと守るべきところの見極めができるようになると、目標達成の最短距離を走れるようになるので最強なのです。
まとめ
いかがでしたか?
ネガティブの人が思考を変えことができるとポジティブの人を超えることができます。
人はいきなりは変わりませんが、できることからチャレンジしてみることで1年後の自分に自信が持てるようになるかもしれません。