消防団員に建設業者がいるとメチャ助かります。
建設業者と言っても、施工管理などの立場ではなく土木作業員のことです。
近年の自然災害の増加で建設業の土木作業員が消防団にいれば最強じゃねって思います。
もちろん、自衛隊やレスキュー関連の仕事をしている人がいれば最強ですが、そうゆう人たちは消防団には入りません。
ですから、一般的な職業ベースで考えると建設業の土木作業員が最強だと思います。
仕事で自然と戦っているから
土木作業員が最強な一つ目の理由が自然と常に戦っているからです。
なぜなら土木作業員は、河川工事や法面工事などで災害復旧を行い、自然の変化に対応する能力が非常に高いです。
そして天候で自然の怖さや自然の力に人は無力なことも知っています。
特に河川での工事の際は天候に影響されやすく、どの程度までなら人の力で対応できるのがわからなければ、命の危険にさらされます。
台風やゲリラ豪雨での土砂災害や河川反乱は、誰であろうと止められませんが、状況把握や危険を察知する能力は命を守るためには重要な能力です。
非常時には住民を守るためには欠かせません。
消防団として台風接近やゲリラ豪雨発生時には担当地域を巡回します。
この時にどこがどの程度危険なのかを予測したり、日中と夜中では危険度が変わることなどを知識と経験で判断できます。
河川の氾濫などは建設会社をもってしても防ぐことはできませんから、危ないと思ったら近寄らない、避難するなどの行動は大事ですよね。
最近は誰もが経験したことのないような災害が起きています。
いままで、これで平気だったは通用しなくなっている中で、状況から最悪を想定し最善を尽くすことをしている土木作業員は頼れる存在です。
人力作業のプロ
火災発生時の自然水利の確保や、災害時の用水路や玄関先に土のうを積んだりする作業は朝飯前です。
たかが土のう積みなんて誰が積んでも同じだなんて思ってませんか?
土のうに入れる砂の量と積み方で雲泥の差がでます。台風接近時にテレビで家の前に土のうを積んでいる映像がありますが、土木作業員から見れば効果なしの積み方です。
袋にめいいっぱい砂を詰めガムシャラに積んでも、隙間だらけで水の侵入を止めることができません。
土木作業員は水の量や流れなど考え上手に早く積むことができます。
講習会でいくら知識を詰め込んでも、その作業に何が必要で、どのくらい、時間がかかって、どのくらい効果があるかは経験してみないと判断できません。
火災を含め災害時には迅速な判断が求められます。土木作業員だからと言って常に完璧な判断はできませんが、危険予知に関しては非常に高いスキルを持ち合わせています。
まとめ
いかがでしたか?
もちろん、土木作業員の中でもピンからキリまでいますが、他の業種と比べると災害時に必要なスキルを仕事柄持ち合わています。
ですから、消防団に求められることを考えると、土木作業員っていたらすごい助かると思うんです。
ちなみに私は現場代理人兼作業員ですから、たいして役に立ちません。
わたしのような、にわか作業員がでしゃばると防げるものも防げませんし、住民や同じ消防団員を危険にさらしてしまいます。
建設業の土木作業員のみなさん、生活に余裕があれば消防団員になってください。あなたの経験が必要とされています。
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