消防団の操法大会を推し進める人へのお願い

消防団のみなさんこんにちは!

私からお願いがあります。もっと柔軟に操法大会をやってください。

2年に1度の消防団オリンピックの全国消防操法大会の利権に絡んでいるみなさんお疲れ様です。

忖度してあげている役所、議員のみなさんのおかげで消防団員の数が減るのに一躍以上をかってます。

操法がなければ、消防団に入る人はほとんどいませんが、操法があるから消防団に入らなかったり、辞めていく人はたくさんいます。

利権に絡んでいる人も生活があるので致し方ないですが・・・

やるならもっと上手にやって下さい。

既存のやり方では団員減少で規模縮小に向かうのは目に見えています。

団員が増えれば、資機材や備品、選挙の得票も増えますよ。

もっと粗利が大きくなるよう仕向けてください。

戦後の軍隊のような洗脳方法ではせっかく入団した団員もいなくなります。分母拡大に注力したほうが、結果的に得だと思うんですがいかがですか?

現在の消防団のPR活動が下手なのに気付いているとは思いません。

マーケティングのプロに任せるなど、方法は少なからずあると思いますが、そもそも消防団は地域の人口と自営業者の数で成り立っていたのでPRで何とかなるような問題ではないとは思いますけど。

全ての消防分団にチマチマ道具を買わせるより、選抜メンバーにして操法用の予算を取って大量に物品購入をさせるなどできないですかね。

操法をやりたい人が一生懸命やるのはいいと思いますが、やりたくない人に無理やりやらせていては、しょせんボランティアの消防団ですから、人は離れていってしまいますよ。

お願いと言うよりグチになってすみません。

 

消防団いる?いらない? 消防団員20年の経験者が闇に切り込む!

皆さんこんにちは!

消防団は地域には、なくてはならない存在だと思っていませんか?

消防団は火災だけでなく天災時(水害、地震等)の対応など、活動範囲が広く災害対応時に欠かせない組織だと思われています。

必要な組織かもしれませんが、消防団創設時代から100年近くが経ち、時代の変化により消防団が防災組織として成り立たなくなってきました。

なぜなら、消防団の必要性は各地域により異なりますが、地方の消防団は若者不足により団員減少に歯止めがかからず、近い将来には消防団が消滅してしまいます。

今や消防団は各災害に対応する組織となってきていますので、火事場にだけ対応すればいいとゆうわけではないのです。

火事が起きても消防団が駆けつけない地域もあるので、そのような地域は消防団ではなく地域防災として改編し、ムダな税金を使わないようにするべきです。

消防団の成立ちや現状から今後の防災のあり方を考えると、消防団を地域防災組織として改編するべきではないでしょうか?

 

今回は消防団がいらない理由と今後の防災対応の在り方について書いていきます。

消防団はもう成り立たない

 

昭和の時代(戦後)に全国的に消防署が少なく火災の対応を地域住民で行う必要があったために今の消防団組織ができました。

地域住民による防災組織として消防団が活躍できた時代です。

大学進学や就職により地元を離れ都会に住むことで田舎の若者が減っていったことにより、消防団員の確保が困難になっています。

人が集まる都会は消防団員の確保が容易化しているかといえばそうでもありません。

そもそも都会はアパート、マンション暮らしが当たり前で一軒家に住める若者はいません。

消防団が成り立たなくなった理由としてはいくつか挙げられます。

昔の消防団員の構成として

  1. 自営業者
  2. 住居と勤務地が近いサラリーマン

この2つ状況にある人たちが消防団に多く、特に自営業者多くいました。

火災が起きた時にすぐに駆けつけられる状況の生活をしている人ではならないので当然でしょう。

とくに昔は地方は自営業者が非常に多かったのは、法人化された企業はそれほど多くありませんでした。

戦後の財閥解体と高度経済成長により、法人化した会社が増えたことにより個人経営者が徐々に減り、バブルの崩壊により生活の安定したサラリーマンの人気が高まったからと言えます。

特に地元の子供たちは就職の為に都心にでて、一人暮らしを始める若者が増え地元に若者が減っています。

交通の利便性が悪く生活の仕方が昭和から平成にかけて激変したことにより、消防団員の確保が出来なくなってしまったのはしょうがないことです。

これは大都市に経済と人が集中してしまう構造を変えなくてならないので現時点ではかなり難しいと思われます。

消防団に替わる組織

火災が起きた時や水害、地震のときに消防団がいなければ、火を消したりできなと思われるかもしれませんが、町内会に防災組織をつくることで対応可能ではないでしょうか。

必要なのは消防団ではなく、火災時は消防ポンプを扱えるスキルをもっている人です。消防団員であっても資機材が扱えなければくその役にも立ちませんよね。

町内会で防災組織として消防団の代わりになるように人員の枠組みを広げることができればいいことです。

これにより消防団の解体ができます。

しかし、一つ問題があります。

消防団を解体できない

それは、消防団にかかわる既得権益がはびこっているからです。

どこの業界もこの既得権益にぶら下がっている団体が諸悪の根源になっていて理不尽なことが起きています。

これはどうしようもありませんけどね。

まとめ

消防団がいる地域といらない地域を仕分けし、必要に応じて地域防災組織として改変されることが望ましいと考えます。

 

 

操法大会の練習に時間を割いてる場合ではない!

消防団員のみなさんこんにちは

操法大会某滅推進派代表のロレンツィオです。

1年中操法の話をする本団につくづく嫌気をさしてきたんですが、バカを相手にしないようにスルーしてます。

私が操法大会が嫌いな理由を紹介します。

採点競技で点数公開がない

私が操法大会が嫌いな理由はいくつかありますが、その1つがこの採点競技という点です。

フィギィアスケートや新体操のように技の難易度や構成で、基準が明確になっていればいいです。

操法は決められた構成を行い持ち点から動作容量不適等で減点されていくもので基準はあるものの不明瞭な点が多く、私がいる地域の採点結果は公表されません。

※全国大会などは結果を公表しています。

このため、採点結果が公表されないのであれば極端な話になりますが、採点者の気持ちひとつでどうにでもなってしまいます。

しかし、採点者は消防職員が行いますので厳正かつ公正に行っていますので、そんな事はおきないとは思いますが、行政の不正は日常茶飯事ですからわかりません。

選手側からすると採点結果がわからなければ、どこが減点されたのがわからないので直しようがありません。

技術向上をうたっていいるのに目的と行動が一致してません。私は操法大会が嫌いなんです。

まあ、もともと勝とうなんて思っていませんが(笑)

お金がかかる

ここ数年の操法大会を見ると操法に使用する吸管やホースなど、操法大会用の特別なものを使用して出場しているチームが多く見受けられます。

操法用のホースなどは大会で扱いやすい反面、強度が不足していますので実際の火事場では使わないです。

大会の時はランニングシューズを履きますが、火事場にランニングシューズで来たら怒られます。

仮想火災を想定した大会ですから、服装を火災の時と同じにしなくてもいいと思います。

しかし、吸管やホースなどまで大会用にするのは行き過ぎではないでしょうか?

私は割と合理的な考えで理屈っぽいと言われます(笑)

私からすると実際使うもので練習しないでどうするんでしょうか?

私が昔、大会で優勝した時は長靴を履いて普通の装備品で出場していましたが、長靴と軍手で出場したことに本団の人が激怒していたらしいです。

より実戦に近い装備品で出場することを怒られる筋合いはないはずです。

操法専用備品にいくらつぎ込むの?

操法用ホースは一本3~4万円ぐらいでポンプ車なら6本必要でこれだけで18~22万円もします。

吸管は10万円以上します。

このようなものを買う予算は消防団にはないです。

ではどこからこのお金が出ているのか、みんなの活動費を徴収していたり地域の各家庭から協力金などもらったり、地区の補助金で購入している消防分団がほとんどだと思います。

地区の補助金や各家庭からの協力金なら分団で決める事なので、それが嫌なら会議の時に話をして変えればいいです。

 

しかし問題なのは各部団員に支払われる活動を強制微収しているところです。

活動費については、全国的に問題となっています。

 

私の消防分団で活動費をホースなどを買うとなればみんな反対します。

みんなで楽しく飲んだり、団員の家族を呼んでバーベキューをするのに使うなら私の活動費を全部使ってもいいです。

消防団はあらゆる災害時を想定する必要がある

勝つために頑張っている消防分団には失礼ですが、目的をはき違えてはいませんか?

運動な得意な人はいいですが、もともと体育会系のノリが嫌いな人だっています。消防団内にはいろいろな特技(職業がらとくなジャンル)を持っている人をフル活用して、まずは防災活動に重点を置いて見てはどうでしょうか。

近年は台風などで河川の氾濫や土砂災害など、火災に並ぶ勢いで発生しています。

消防団の目的が多様化している中で操法に力を入れている場合ではなくなってきています。

操法の練習にばかり時間を使っている消防団に火災以外の災害時の対応が迅速にできるはずもありません。

そもそも消防団は素人集まりなのであまり期待されては困りますけど。

まとめ

近年は河川の氾濫や土砂崩れなどの大規模災害が起きやすくなっていいるので、消防団として何ができるか冷静に考えたほうがいいと思います。

【あったら安心】消防ポンプの○○作ってありますか?

全国の消防団員のみなさんこんにちは!

入団歴が浅かったり機械班の経験があまりない団員でポンプ車や可搬ポンプの操作に自信が無い人って結構いると思います。

火災時に消防ポンプを扱うことができる団員がいないと、出動することをためらってしまいます。

そこで私たちの消防団は誰でも水が出せるように消防ポンプの操作マニュアルを作ってあります。

 

↑こんな感じ

本来はマニュアルなんか見ながら操作するような未熟者では役不足なんでしょうが、もともと団員数が少なく操作が出来る人が集まれるとは限りません。

ですから、私の消防団では不慣れでも操作が出来るようにマニュアルをつくってあります。

マニュアルを作るきっかけは、町内会長から特別団員に消防ポンプの操作の講習をしているところを役所に報告したいと言われたからです。

私の消防団には、消防ポンプの操作マニュアルがありませんでした。

いままで、駆けつけ訓練などで先輩たちに操作方法を教わっていましたが、団員の減少と訓練の回数が減ってきて、操作方法が正確に伝わらないようになってきてます。

とくにここ数年は火災の件数も減り平和ボケしてきて、操作の手順や確認事項を忘れている団員も(私も含め)います。人の記憶はあやふやで忘れやすく、このまま伝言ゲームのように口頭で伝えていくと間違って伝わってしまったり、確認事項を忘れてしまう可能性がありました。

もし火災出動時に、手順を飛ばして水が出なかったり、自然水利で流量が不安定なところで吸水したとき、連成が右往左往してもマニュアルがあれば確認することができますよね。

常に訓練を行い誰でも消防ポンプを扱えればいいのですが、団員は家族や地域のイベントなどで忙しく、なかなか個別に訓練をする機会が取れないのが現状です。

人口減少などで消防団員数の確保が困難になってきています。既存のやり方では続かなくなってきている中での愚策かもしれませんが、なにもしないよりいいと思います。

この記事を読んでくれた消防団の人手自分たちはこうしてるなどがあればコメントください。

 


ボランティアランキング

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

消防士と消防団の違いと消防団役割について

皆さんこんにちは!

子供に消防が私の仕事だと思われているロレンツィオです。

消防士のような立派な職業であれば誇らしいですが、実際は社会の底辺を這いずりまわっているサラリーマンです。

今回は消防士と消防団員の違いと消防団の役割について説明していきます。

消防士は消防署に勤めている本職のいわばプロフェッショナルです。

一方、消防団員は本業とは別に火災などの災害の時に駆けつけプロの手伝いを行う人たちのことです。

消防士と消防団員のトータルスキルの差を野球選手で例えるなら、
消防士=プロ野球選手
消防団員=少年野球選手
ぐらいの差はあります。

もちろん消防士はプロフェッショナルですから、高度な知識技術を持ち消防団とは雲泥の差があって当たり前です。

 

そもそも消防団員は、本業を持つ人たちが非常時(火災時)のお手伝いが役割ですから、消防士とは役割が違います。

大火などの例外はあるにしても火災時の消防団の役割は水利確保や消防士への送水などがメインです。

都会の消防力の充実した地域では消防団は大災害など以外の小規模火災では出番がないことがほとんどのところもあります。

 

しかし、田舎では消防署自体の数がすくなく、火災時に出動できる消防車や消防士の人数が限られているため、消防団がお手伝いをします。

 

田舎では消火栓などの設備が充実していないため、火災の時に消防車が来ても水利が少なく消火栓などから火災現場の消防車までが遠く、消防車が放水するための十分な水量が確保しにくく消火活動が思うように進まないことがあります。

 

消防団は消防士のような高度なスキルはありませんが、頭数の力によって水をかき集めて消防車に送ります。

時には、地元の人間しかわからないような川や池、農業用水などからも水を送ることもあります。

田舎では消防士と消防団が自分たちの役割をしっかり把握して業務を遂行することにより消火がスムーズにいきます。

たまに消防団員で、でしゃばる人もいるみたいですが・・・

いかがでしたか?

ざっくりとした説明になりましたがわかってもらえたと思います。

現役消防団が教える!ブラック消防団の悪質な勧誘手口を公開します

みなさんこんにちは!

平成最後のクズ消防団員のロレンツィオです。

先日、yahoo!知恵袋で「消防団」と検索をかけたら、消防団についての質問が山ほどありました。

そのほとんどが消防団のグチや消防団に勧誘されて困っているなどの質問です。

消防団関連の質問の回答にウジ虫のように湧いてくるのが熱血消防団員のみなさんです。

法規法令を無視した自分ルールの押しつけや質問者の罵倒など、戦争時の日本軍と思わせる思考回路で盛り上がります。

同じ消防団員として恥ずかしいかぎりです。

そこで今回は、yahoo!知恵袋にあった内容をもとに消防団の迷惑な勧誘の仕方を紹介していきます。

バカげた勧誘をしているのはごく少数です。

すべての消防団が同じだと思わないでください。

消防団に勧誘するための手口

私の住む地域では消防団に勧誘するときに説明して「入らない」と言われたらそこで終わりにします。入りたくない人を無理に入れてもつまらないですし、労力の無駄でしかないからです。

yahoo!知恵袋やブログでは「そんなコントみたいな勧誘ないだろう」と言いたくなるようなことが体験談として書かれています。

それでは、どのような手口の勧誘をしているのか。

勧誘(協力要請)を受けたら、協力(入団)する義務が有る。拒否すると消防団への妨害と認定するといわれる。

頭の悪い人が考えた内容ですね。

消防団に入団する義務がないことは普通に考えればわかりますし、こんなわかりやすいウソをついてら逆効果になるのは目に見えています。

消防団の勧誘を断ったら「ご無礼金」なるものを要求される。

ヤクザの「みかじめ料」のまねごとですかね。

入団しを拒否されて金銭を要求して受け取って、相手に訴えられたら犯罪者確定です。

今時そこらのチンピラか頭の悪い学生ぐらいしかこんなことをしてませよ。

集団で自宅に押し掛けてくる。

宗教の勧誘でも集団でなんかきません。

昭和のヤクザとやっていることが変わりませんが、自分たちは正しいことをしているとでも思っているので周りが見えていないんでしょう。

入団届を書くまで帰らない。

訪問販売業者と同レベルの行動ですね。

会社に電話をかけてきて勧誘される。

悪徳商法のやり方です。

こんなことをする時点で消防に入団しても会社の協力はなくなるでしょう。

帰宅時を狙われ待ち伏せされる。

ストーカーとかわりませんね。

ドアを叩いて「〇〇☓☓さ~ん!△△消防団で~す!お話があるのでドアを開けて下さ~い!〇〇☓☓さ~ん!」と大声でフルネームで呼ぶ。

今時、借金の取り立てでもこんなことはしていませんし、これができる神経の持ち主は借金の取り立てを仕事にしてほしいです。

ミナミの帝王を超えられるかもしれませんよ。

消防団加入は条例で決まっていると言われた。

条例や法律があるとウソをつくのは頭の悪い人の典型ですね。

「お前んちが火事になっても火を消してやらんぞ!」と脅された。

宗教の勧誘時の捨て台詞「罰が当たっても知りませんよ」と同レベルです。

番外編

 

番外編ではyahoo!知恵袋で勧誘されて困っている人の質問ではなく、逆に入団してもらう方法を質問しているのですが、これがアホな質問内容だったので載せておきます。

 

以下↓質問内容です。

 

若者を消防団に入団させる方法を教えてください。

団員の高齢化と減少で困っており、勧誘をしています。
インターホンで断られたり、親が出てきて断られたりでなかなか本人と話せません。

目上の人間に対して失礼な若者ばかりで呆れています。

昔は集団で詰め寄ったり、酒で酔わせて入団届けを書かす事ができましたが、今はできません。
最近の若者はインターネットで知識を付けていて、
下手な事ができません。

皆さん、どのような方法で若者を入団させていますか?

補足 町内会等で家族に圧力を掛けるのも、あからさまな事は難しくなりましたし、そもそも町内会の加入者も減っています。
昔は楽でした。

相手が根負けするまで勧誘し続けるしかないのでしょうか?
根性なら、最近の若者などには負けません!

↑どうですか?

サギ師がどうやったら人をだませるか聞いているように感じませんか?

私はこれを読んだときに噴出してしまいました。

勧誘の手口が何かと似ている

感の良い人ならもうわかると思います。

そうです。悪徳訪問販売や押し売りなど、昭和の時代に横行したサギ行為を一緒なんです。

勧誘している人たちは自分たちがサギ師たちと同類なんて思っていません。

なぜだと思いますか?

それも何かに似ていませんか?宗教の勧誘に来る人と思考回路が同じなんです。

自分たちのしていることが正しいと思い込んでいるから、違法なことをしている自覚もないです。

消防団は行政組織で昔からの勧誘の仕方をしているから違法だと考えていません。

 

ですから、平気であの手この手を使って入団させようとしてきます。

 

勧誘されて困っている人がこのような人たちに、悪徳商法まがいの勧誘を辞めてくれと言っても聞く耳を持つわけがありません。

 

なぜなら、都合の悪いことは正義のために行動しているので違法ではないと脳内変換されてしまうから何を言っても無駄なのです。

 

まとめ

 

世にも奇妙なウソのようでホントの悪質勧誘の手口でした。

再度言わせてください。

今回の手口を使って勧誘をしてくる悪質な消防団は極わずかです。消防団が同じだと思わないでください。

 

あなたがもし消防団の勧誘を受けてそこの消防団の体質を知りたいなら、勧誘の仕方をよく見てください。

今回上げたような勧誘方法をしてくる消防団には決して入団しないでください。間違いなくブラック消防団です。

 

万が一間違ってブラック消防団に入団すると、もれなく操法大会の選手に抜擢され鬼のようにしごかれます。

心身ともに疲れ果て何も考えられなくらったころに、ブラック消防団に洗脳され晴れて正規ブラック団員となることができます。

操法については消防団のポンプ操法大会って必要?に書いてありますのでぜひ参考までに(笑)

いかがでしたか?

消防団の勧誘の仕方でホワイト消防団かブラック消防団の見分け方の参考に少しはなったんではないでしょうか。

 

ランキングに参加しています。ポチっとして応援お願いします。


新潟県ランキング
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 新潟県情報へ

消防団と地域住民の合同避難訓練

消防団員のみなさんこんにちは!

地方都市のお姉ちゃんのいるお店で楽しいお酒を飲んでリフレッシュしてきたロレンツィオです。

消防団員として火災出動以外で緊急出動が増えてきているのが災害時の対応です。

私の住む地位では幸いなことに火災出動以外で天災による出動は入団当初からまだありません。

しかし、異常気象による天災が全国各地で頻発するようになりいつ何時、私の地域で起こるかわからなくなってきています。

今回は大規模災害に備えた地域住民との避難訓練について考えます。

大規模災害を想定した避難訓練

東北大震災などの大規模災害を教訓とした避難訓練などは行ったほうがいいと思います。

なぜなら日本は震度6以上の地震は全国的に見れば数十年に一度かもしれませんが、地震だけでなく水害などは毎年おきるほど天災が多い国です。

河川の氾濫は全国各地で多発しています。

そして尊い命が失われていっているのです。

ですから地域の実情に合わせた避難訓練をおこない、消防団は避難誘導などが迅速にできるよう地域住民と連携をとり訓練を行う必要があります。

消防団としてできること

災害時に消防団員ができることは正しい情報をもとにした迅速な避難誘導です。

災害時は人命最優先として地域住民の避難をどれだけ早く完了させられるかにあります。

地震や土砂災害などで救助が必要であれば、消防団が救助をするのではなく、いち早くレスキューに正確な情報を伝え救助してもらうべきです。

なぜなら消防団員は映画やドラマ、漫画の主人公のようなスキルは持ち合わせていません。むしろ二次災害により消防団員の命すら落としてしまう可能性のほうが高いからです。

人は天災から逃げることしかできません。建物などは壊れたら直せばいいです。人の命だけは一度失ってしまえば生き返らせることができません。それは消防団員の命も同じことです。

ですから逃げれる人をいち早く避難所に向かわせ、避難が困難な人はプロに任せることがもっとも合理的で効率よく生存率を上げる方法ではないでしょうか。

避難訓練では特殊な訓練などが重要ではなく、どれだけ早く非難ができるようになるかが重要で、消防団のスキルにあわせた訓練もまずは避難誘導が迅速にできるようになってからでいいと思います。

避難勧告が出る前にできること

大雨が続き住民の避難が予想される場合に消防団として河川の増水状況、避難経路の確認などを行うことで住民の避難をより迅速に行うことができます。

河川の氾濫による避難経路は状況によって大きく変わる場合がります。

避難誘導を開始したら避難経路にある橋が増水により使えない場合や、土砂崩れで道路が通れないなど、想定外の事態になるのが最近の大雨による災害の傾向のように感じます。

ですから、状況の変化を前もって確認しておくことで迅速な避難誘導ができます。

災害時は最悪の状況も想定しておく

災害時は訓練のようにいくとは限りませんし自治体で作成されている災害マップもパーフェクトではないです。

被災した人々がよく口にする言葉が「○○になるとは思わなかった」、「何十年も住んでいるが初めて」などです。

想像以上の出来事が起これば対応できる人はごく少数です。

人を助けるためには常に最悪を想定しておかなければ自分が被災者になりかねません。

建設会社に勤めている友人が現場で早く安全に仕事をするために「最悪を想定して最善を尽くす」といっていました。

最悪な状況を想定して出来る限りの準備とシュミレーションをしていれば落ちついて対処ができ結果的に最悪の事態にはなりにくいそうです。

まとめ

いかがでしたか?

避難訓練の大切さが少しはわかってもらえましたでしょうか。

消防団として避難誘導を行う際に的確な指示、誘導ができなければ住民を危険にさらしてしまうかもしれません。

毎月の定例巡回など自然水利や地形などをよく見ておくことで、氾濫しやすい箇所や崩れそうな地形なのかが見えてくると思います。

水害などは頻繁に起こるようになってきていますので火災の時と同じように冷静に対応できるよう訓練をがんばりましょう。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

https://blog.with2.net/link/?1994466

消防団の総合演習の縮小化と必要性について

 


こんにちはロレンツィオです。

新年度になり私のいる消防団も新体制で気分も新たに活動していきたいですが、年度初めは消防行事が多くて週末が埋まってしまいちょっと憂鬱です。

とくにこれからの時期は総合演習という消防団にとっての一大イベントがあり、この行事は市町村内の消防団がすべて集まり団体行動やら服装の点検やら操法やらを行うものです。

今回は消防団の総合演習の必要性について考えます。

あくまで私の地域での話です。

総合演習の必要性について

総合演習の際にどこでもしていることと言えば、入場行進に始まり、市町村長、各議員、警察署長、消防署長などのあいさつ、部隊訓練、人員服装の点検、操法が一般的です。

消防団本来の目的において必要ないことばかりをなぜするのでしょう?

 

部隊訓練

部隊訓練とは20~30人程度で行う団体行進のこと2列から4列になったりしながら会場をグルグルとまわりながら行進するものです。

海の向こうの軍隊の行進をイメージしてもらえればわかりやすいと思います。

またユーチューブで「部隊訓練」と検索してもらえれば、山ほどでてきます。

この部隊訓練が必要かは考える余地もなく不要です。

なぜなら部隊訓練は総合演習前にちょっと練習した程度の行進なので軍隊や高校球児の入場行進などに比べたらお遊戯レベルです。

そもそも、軍隊レベルの行進ができるようになったからと言って火災時の消火活動のスキルが上がるわけでもないです。

総合演習のためだけに部隊訓練の練習をするんですから時間の無駄です。

ですから部隊訓練は不要と言えるのです。

人員服装の点検

これは団員が二列横隊に並び、点検者が団員を見て回るものですが、何を見ているかは不明です。

並んでいる団員の姿勢や服装を注意しているところを見たことがありません。子供じゃないんだから服ぐらいまともに着れますし、気を付けの姿勢ぐらいできます。

ですからこれも不要です。

操法

操法は大会を別に行えばいいですし全分団が集まる必要があるか疑問です。操法の必要性については消防団のポンプ操法大会って必要?の記事に詳しく書いてあります。

市町村長、各議員等のあいさつ

そもそもこんな挨拶は必要ありません。

言い方が悪いかもしれませんが、年寄りは挨拶をしたがるし、話が下手なので要点のまとまっていない話をダラダラとしゃべって結論もなく終わります。

それが何人も続くのですから、時間の無駄でしかありません。

しかも、話している内容がみんなほぼ同じですから聴く価値すらありません。

総合演習で本部分団などに思うこと

入場行進や、部隊訓練等で本部分団が指揮をとるのですが、号令や立ち位置、敬礼のタイミングなど平気で間違う方もいるので、もう少し訓練していただきたい。

各消防分団の上に立つ人間がヒラ団員にでもわかるようなギコちない動きやミスをしてては示しがつかないと思いませんか?

 

なぜなら各消防分団の上の組織として指導、指揮をするのですから締めるところを締め、尊敬できる人でなければ下の人間はついてこないのは一般社会でも当たり前のことです。

ですから、もっとしっかりできるようにしなければいけません。

 

総合演習ってやらなきゃいけないものなの?

総合演習の内容で消火活動のスキル向上などにつながるものはないのになぜ行われるのか?

  • 昔からの行事でやめられない
  • やめ方がわからない
  • やめたくない

やめない理由はこんなところではないでしょうか。市町村行政として総合演習の必要性を議論したことすらないところがほとんどではないでしょうか。

しかし、かたちじょうやらなければいけないのなら、もう少し有意義な訓練になるように色々考えてほしいです。

今のままならやめるか総合演習と言う名の操法大会でもいい気がします。

全国には、技能向上のために色々考えられた内容の総合演習を行っているところもあります。ですが私の住んでいる地域ではやらなきゃいけないから形式上やっているだけです。

ですから、部隊訓練などしかすることがないならいっそのことやめてもいいと思います。

どうせやるなら技能向上が見込める内容に変更した方が参加する消防団員も技術、知識向上につながり、やり甲斐を感じるのではないでしょうか?

まとめ

全国の消防団の中には効果的な総合演習を行っているところもありますが、私の地域ではやる必要性はないです。

消防団の団員確保等が困難になってきた近頃では、行事縮小に向けて市町村と消防団との話し合いが行われるところもあります。

ボランティアの部分が多いとはいえ、年間の活動日数が多いと毎回出席するのも困難になってきます。

消防団は火災の際に水利確保から送水したり、交通整理など最低減のことはできなくてはなりません。

田舎地方ではまだまだ消防団は必要とされていますので、消防団として最低限の活動を行いやすいように変えていくべではないでしょうか。

読んでいただいた消防団の方で、こんな訓練してるとかあれば教えていただければ、うちの消防団でも提案していきたいと思います。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

https://blog.with2.net/link/?1994466

消防団に求められるスキル、体制の理想と現実

みなさんこんにちは。ネオン街が大好きなロレンツォです。

先日、新年度体制の会議が行われ団員数減少と参加行事の多さに頭を悩ませましたが、少数精鋭で活動していこうとなりました。

水害や震災、火災などの有事があるたびに対策およびスキル向上のための講習や研修会が行事に盛り込まれていき行事が増えていきます。

有事のさいに対応できるようにすることは消防団として必要なことですが、非常勤特別職の地方公務員(ほぼボランティア)は、はたしてどこまでのスキルを求められているのか疑問です。

今回は消防団としてのスキル、体制の理想と現実について考えます。

消防団としての理想のスキル、体制とは?

消防職員と同等のスキル、連携が取れれば通常の火災の時は理想的だと思います。

また、各地域の特性による災害対策、対応ができることも必要でしょう。

有事の際に出動可能人数を確保していることも重要です。

このようにどんな災害にも対応でき、被害者ゼロにできることが消防団としての理想だと思います。

消防団の現状

消防団員は消防職員とは違いひと月に数回集まって、機械器具の点検等をする程度しか活動していませんから、出来ることには限界があります。

消防職員は職業ですから、日常から訓練などを行って日々スキルアップをしているので、消防団員が同等のスキルを身に付けるのは不可能です。

消防団員の訓練と言えば操法が基本で実際の消火活動に必要な動作等はごくわずかな為、操法がどんなに強くても実際の火災現場では役に立ちません。

年間に数回の駆けつけ訓練等は行われていますが、現状では火災時の消防団はお手伝い程度の能力しかないということです。

行政はいろいろなイベントを主催し、技術向上をうながしますが成果に結びついていないのが現状ではないでしょうか。

消防団はどうするべきか

スキル、体制において上を見ればキリがないですが下を見ても同じことです。では消防団として最低限の活動ができるようにするべきことを考えます。

火災予防のための活動

そもそも火災が起きた時のことを考える前に、起こさないためにどうするか。そのための活動を行うことが一番大切なことです。

春と秋、年末年始の火災予防運動だけで地域の人に火災の怖さや、火災予防の意識を高めてもらえるわけではないです。

消防だよりの作成や避難訓練なども、もちろん大切ですが習慣化した行事では火災予防の意識を高めてもらうことは難しいのではないでしょうか。

消防団として消防職員より勝っているところがあるとすれば、地域住民とのコミュニケーション力じゃないですか?

もちろん消防職員はプロですから説得力はあると思いますが、住民との間には越えられない壁があります。

消防団は地域の一員ですから隣近の人たちとの交流の場で消防職員より一歩踏み込んだ話ができ、火災の危険性やその他の災害の注意喚起により防災意識を高めてもらうことにつなげられます。

水利の点検と場所を覚える

地元火災の時に水がなければ火は消せませんから、どこにどんな水利があるのか、水利間のおおよその距離などを覚えておくと火災現場から送水に必要なホース、ポンプの数が把握できます。

また、自然水利は時期により水量が変わりますし、夏季は草刈り冬は雪堀りなど、いつでも水利を使用できるように整備が必要です。

消防ポンプの使い方

消防ポンプは送水の仕方がいろいろありますが、まずは基本となる一台で放水できるようにし、中継の仕方までは覚えておく必要があります。

小型ポンプでの媒介中継、ポンプ車の吸管2本、送水口からホース4本使用など、いろいろできますがほとんど機会はないですし基本をしっかり身に付けることを優先するべきです。

火災現場付近の交通規制箇所の方法

火災時の消火活動を行う際に野次馬や一般車両の通行などは消火活動の妨げになり鎮火を遅らす原因です。

消火活動を行う範囲の規制を素早く行うことで、近隣消防団が応援に駆け付けた際には誘導し早く消火活動に入れるようになります。

まとめ

いかがでしたか?

災害が頻繁に起こる中、消防団員に求められるものが多くなってきていますが、各団員のスキルが突然に飛躍的に上がることはありません。

有事の際に消防団がヒーローになる必要はないので、消防団員として最低限のスキルを身に付けて足手まといにならないように頑張りましょう。