前回の記事で消防団員を階級別にすることで有事の際に活動しやすくなると書きました。
今回はそう合理的なるのかとそれに必要不可欠なものが1つあるので提案させてもらいます。
人員車両の配置が合理的
前回、この表を載せました。
今回は火災時の対応を想定していきますので、スキルレベルE,Dに注目してください。
スキルレベルEはポンプ操作以外のホースの運搬、結合や水利確保、放水など最低限の技術レベルで現状で言うと入団2~3年目の分団員のレベルだと思ってください。
次に、スキルレベルDは車両、小型等の多種にわたるポンプの操作ができる分団員です。
これは少しレベルが上がりますが、昔と違いポンプ操作は非常に簡単になっているので所属の地域にあるポンプすべてにおいて、給水、送水ができるようになるには少し講習を受ければ可能です。
次は現状の火災時の対応の仕方です。
現状の出動方法
現状は火災時にまず自分の地域の消防小屋に集まり、人員が集まり次第現場へ急行しました。
ピンク分団は出動可能人員が多く火災現場に近い団員もいます。
イエロー分団は一人しかいないので出動できません。現場に一番近い小屋だがイエロー分団員は小屋から非常に遠いところにいます。
グリーン分団は出動可能人員数はいますが、小屋に行くまでに時間がかかります。
これだと
- ピンク分団とグリーン分団しか出動できない。
- ピンク分団員の人間の中には現場から小屋までの往復になり、時間がもったいない。
- グリーン分団は集合までに時間がかかり、なおかつ最小出動人数のため、現着後も放水までに時間がかかる。
- イエロー分団員は一人のため、出動できない。
この時の火災現場が水利から遠いとこにあった場合、総数量が足らなく鎮火に時間がかかる可能性が出てきますし、全分団の出動が遅いため延焼拡大の危険も出てきます。
出動方法を合理的にしてみる
どの分団員であっても近いところの小屋に最低出動人員が集合すれば最速で現場に駆け付けられます。
そして余剰人員は現場に直接駆け付ける方法で書いてみます。
上記のイラストのように動くとすべてのポンプを現場にもっていくことができます。
熱血操法団員の中には操法で一分一秒が大切なんて言っている人もいますが、消防ポンプが現地に無くては自慢も操法も役に立ちません。
ましてや操法の番員がすべて出動できるとも限りませんよね。
しかし、わたしが言った方法も理屈だけで、これではまだ絵に書いたモチに過ぎません。
私の方法ができるようになるためにはスキルレベルの把握と消防アプリの導入の2つが必要になります。
消防アプリの開発と導入
私が提案した駆け付け方法には穴があります。
頭のいい人はもうとっくに気が付いていると思いますが…
問題点
- 火災発生時、消防小屋に何人集まれるか不明。
- 小屋に集合した団員に車両を運転できる団員がいない可能性がある。
- 現在地から一番近くの小屋がどこかわからい
などの問題点があります。
これを解決するためにアプリの開発が必要になり、運用に必要な個人のスキルレベルの把握が必要ですよね。
アプリの開発は可能か
熱血操法団員に突っ込まれるのもしゃくなのでこれについても解説していていきます。
結論から言うと可能です。
これは私の親戚のSE関係の社長に聞いたので、どこまでやるかによりますが難しくはないそうです。
アプリ開発には最低1,000万ぐらい必要だが、おおもとのアプリ開発は消防庁予算で行えばいいので安いものです。
もちろん消防署もこのアプリを導入します。消防署が消防団の把握をし連携をとるためです。
ナビゲーション機能を使うので天下のGoogleと提携すればさらに便利にできるらしい。
アプリを運用方法
1.全消防団員が自分の情報(スキルレベル)を事前に登録
登録内容
- 名前
- 性別
- 年齢
- スキルレベル
- 好きな女性のタイプwww
- など
火災発生時に各団員のスマホに通知が行く
2.出動可能団員の配置
火災発生時に送られてくる通知に返信した時点で、地図画面が表示されナビゲーションされます。これで自分がどの場所に行くかがわかります。
3.小屋到着後、資器材の確認出発
車両には専用ナビがありエンジン始動後に火災現場までナビゲーションの指示により移動をする。
消防アプリによって移動中に自分の車両がどの位置で何をするのかを支持されます。
4.現着後消火活動
消防ポンプ車両以外で現着した団員は総指揮者の指示によって、消防ポンプ車両に合流するのか、誘導、水利確保などをする。
消防団がいらなくなる
もし私の提案が実用かできたとしたら、消防団というくくりはなくなりますね。
各個人のスキルで活動しますから、問題は消防小屋の管理ぐらいですのでどうにでもなります。
そうなると総合演習などのクソの役にもたたない行事はなくせると思います。
まとめ
いかがでしたか?
アプリ開発なんぞロレンツォの戯言だと思った人もいるかもしれません。
しかし、私が話したアプリと同じではないですが、消防アプリを開発して運用し始めいているとこも出てきています。
理論的思考で本来の目的が十分に果たせるように改善できるところは改善しなくては新入団員の確保はできません。
もちろん私が考えた内容は完全ではないです。
あくまで一つの案でしかなく、もっといい方法はいくらでもあるはずです。
だって中卒レベルのオツムのロレンツォが考えた内容ですからwww
熱血操法団員の方は私の考えを頭ごなしに否定したり、重箱の隅をつつくのではなく、不完全なところどうしたら改善できるか考えてみて下さい。
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