仕事ができる作業員(職人)の3つ特徴と+α

建設業

職人のみなさんこんにちはロレンツォです。

元請けの仕事をしていてデキる職人さんが下請けに来てくれると、施工が難しい現場でもスムーズに施工が進み、終わってみれば普通の現場だったんじゃないかと勘違いしてしまいます。

他会社の元請けの社員と話をしたときに、できる職人の話をしていると特徴がわかってきました。

作業内容をタスク化して作業班内で共有している

施工監理、職人(作業員)のどちらにでも言えることですが、仕事ができる人は作業内容をタスク化するのが上手な人です。

工事全体の施工内容のタスク化、月別、週別、日別にタスク化することで作業内容が明確になり、作業班内で作業手順が共有され仕事で使う機械などの重複がなくなり、作業の手待ち、手戻りがなくなります。

図面を立体的に考えられる

役所からくる図面って結構いい加減なものが多くないですか?

考えるのが面倒なところの数値が省いてあったり、施工金額を抑えるために出来ない施工方法を積算基準に入れたりと結構適当です。

私たち施工管理の人間が施工計画書を作る段階ですべてに気が付ければいいんですが、施工の経験がないので気づけないこともあります。

私の場合は能力の低さにも原因がありますが・・・

横断図、縦断図、平面図から図面を立体的に考えらる職人は、乗入れ前に図面を渡しておくと、図面の間違いや不明瞭な点、数値を聞いてきます。

また、自分たちがどんな施工方法で作業するか考えながら図面を見るので、ここの数値がほしいなど乗入れ前に確認してきてくれます。

これってすごく重要なことで現場作業が始まって、施工している最中で気が付くと資機材の不足や発注元との打合せによる変更手続きによって作業が遅れます。

人を育てる(扱う)のが上手

作業班の中で一人だけ仕事ができる職人がいても作業がはかどりません。

少人数になるほど作業員の1人あたりの能力が高くないと出来高が上がりませんよね。

デキる職人さんがいる作業を見ていると部下を上手に扱っています。

上手に扱うとはなにか。

興味を持たせて自分で考えチャレンジさせ、そこから学ぶ姿勢に持っていくのが上手なんです。

アレやれ!コレやれ!で仕事ができるようになるわけがないですよね。

自分で考えてやって失敗して、そこから学びデキるようになって、チャレンジする意欲が出てくるように仕向けるのが上手です。

人は興味を持ったことはドンドン覚えますし、自分から考え動くので結果的に作業がはかどり出来高が上がります。

知合いのデキる職人にそのことを話したら、「自分の仕事が楽になるし、仕事ができるようになって楽しくない人はいないじゃん」って言われて納得しました。

早く寝ている(よく寝ている)

デキる職人はよく寝ています。

睡眠時間を多くとることで頭が冴えるのは科学的根拠がありますが、経験重視の人が多い職人はよく寝ることが重要なのを頭の中の知識ではなく経験で知っているんだと思いました。

あと、休憩時間の取り方も上手な人が多いです。

周りをを良く見ていて集中力が切れた仕事をしていると時間に関係なく小休止をしていました。

まとめ

いかがでしたか?

ほかにも、威張らない、おもしろい、過去の武勇伝を話さないなどいろいろありますが、大まかにデキる作業員(職人)の特徴を上げてみました。

職種に係らず仕事がデキる人の特徴でもあるので私も見習ってます。

 

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