ダメな現場代理人の独り言

建設業

作業員のみなさん、こんにちは。

ダメ現場代理人代表のロレンツィオです。

現場に入ったときに合わない現場代理人とか、あそこの会社の○○さんとは仕事したくないなんてこと言われたことありませんか?

現場代理人は会社の看板を背負っていますが、施工業者さんもおなじです。

素晴らしい施工管理をして完璧な書類を目指し、高い工事評価点を取る事ばかり考えて仕事をしていると施工業者さんに嫌われてしまいますよ。

 

大手ゼネコンで施工管理をしているならまだしも、地方の小規模建設会社が施工業者に無理ばかり言っていると下請けしてもらえなくなります。

いまは、施工業者不足になってきています。しかもかなりの人手不足状態、元請けで仕事をとっても施工業者が捕まらなければ工事が始められません。

施工業者は元請けを選べる時代に突入してきています。

単価が安く仕事が少なかったひと昔前と違って、今は人手不足で単価も上がってきているので無理難題を吹っかけているような人のところには来てくれません。

現場代理人をしている私が言うのもなんですが、現場代理人なんて偉くもカッコよくもありませんからね。

数億円以上の現場になれば管理の仕事で忙しいかもしれませんが、1億以下の現場代理人なんて、作業員のようなもんです。

むしろ作業ができなければお飾り人形と一緒です。

純土木工事の数千万レベルなら施工業者は1.2社の作業員3~4人班です。元請けで現場に行くのは現場代理人1人が普通ですから、測量や丁張など1人でが当たり前です。

でも測量や丁張って2人でやったほうが断然早く正確にできますよね。

そのためにも施工の手伝いをして作業を進めておくことで、こちらの手伝いもしてもらえるわけです。

一緒に協力しながら作業を進めると工程に余裕ができますし、お互い気持ちよく仕事ができます。

私は作業員ベースから管理にいったので、会社でも現場でも動かない人間は信用していません。

経験無い人の机上の空論はスルーしてます。

私はまだまだ新米なので施工業者といろんな話をして、ほかの会社のできる現場代理人はどんな管理方法しているかなどいろいろ聞いています。

いかに楽して早く良いモノを作るか、管理する側も施工する側も目的は同じです。ですから悪い意味で楽して何でも施工業者に押付けて、ふんぞり返っているような代理人は相手にされません。

人手不足に拍車がかかってきている建設業界ではなおさらです。

小さな現場ほど少人数で作業しますから、ちょっとのことでもいいので手伝うようにしてみてはいかがですか?

仕事は辛いことも楽しいこともみんなで分かち合えばイライラもしませんし、請負い内容以外のことでも気持ちよく引き受けてもらえるはずです。

まとまりのない内容になりましたが、楽しい現場環境になるようみんなで頑張りましょう!

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