いま消防団にできること 台風、大雨、異常気象に立ち向かえるのか?

消防団
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みなさんこんにちは

消防団の異端児ことロレンツィオです。

2017年ごろから台風やそれにともなう大雨が全国を襲い2019年には千葉の大規模停電、大雨による河川の堤防決壊による浸水被害など、被害が大きくなってきています。

 

河川の増水、氾濫に焦点を絞って消防団としてなにができるのか考えていきます。

情報通信技術が大幅に進歩したことにより消防団の活動内容も変わってきています。

消防団がするべきことは、地域住民の避難誘導や避難のお手伝いです。

消防団が集まったところで河川の氾濫は止められません。水防訓練で土嚢を積んだり、シートを張ったり無駄なことをしている地域があるそうですが、時間のムダであり消防団の命を危険にさらすだけです。

消防団ができること、するべきことを整理し迅速に行動することで被災者の命を守ることができます。

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消防団がするべきこと

台風の接近や大雨予報の時は各河川の状況を確認し可能な限り詰め所で待機できるよう分団ごとに連絡を取って準備をします。

警戒レベル1

警戒レベル1は今回の雨で災害等が発生する可能性があることを意味し、地域住民に心構えをしてもらう段階です。

この時、消防団は詰め所に集まり、避難経路や高齢者が住む家の位置などの確認をします。

また、町内会長と連絡を取って避難行動の確認なども行い、準備を進めていきます。

詰め所に集まるときに河川状況などの確認ができればいいですが、夜間などで危険と思われる場合は、集合したあとに数人で状況把握をするために巡回を行う。

警戒レベル2

住民は避難行動の確認を行います。高齢者は避難準備をこの段階でしたほうがいいでしょう。

消防団員は、巡回をしながら高齢者に避難準備の声掛けを行い、避難が難しい高齢者には荷物がまとまり次第、早めに避難してもらうために送迎などをし避難所に移動してもらいます。

荷物が多くなっても消防団員が運んであげてください。

常備薬や眼鏡、入れ歯など忘れ物が無いように確認を取ることも忘れずにしてください。

誰が避難をしているかなど、町内会長と情報の共有をしておくことで、避難指示が出た場合にスムーズに避難誘導等ができます。

警戒レベル3

住民は避難準備、高齢者は避難開始ですが、この時にはすべての高齢者は避難所にいることが望ましいです。

最近の大雨は短時間で予想をはるかに超える量の雨になりますから、早めの行動が大事です。

特に高齢者の住民が多い地域ではレベル3になってから高齢者を避難させては間に合わない可能性が高いです。

大家族の場合もこの時点で避難をするほうがいいと思います。祖父母と子供たちの避難を短時間でするのは難しく、逃げ遅れる可能性も高いです。

消防団は巡回を行い河川状況の確認などを行い、防災情報との差異を把握するなど、状況の変化を推測していきます。

また、防災情報よりも状況が悪化している場合などは、住民に避難を開始してもらうことも必要かもしれません。

避難レベル4

住民は直ちに避難を開始します。

状況によりこの時点で避難が完了していなければならないかもしれません。

避難レベルが4に達している状況では、いつ氾濫するかわからないところまで来ています。消防団は住民の避難誘導と避難状況の把握を迅速に行います。

レベル4になると消防団員の身の危険も一気に高まるので自分の安全確保を最優先で行動しなければいけません。

消防団員が要救助者になってはいけません。

避難レベル5

災害が発生している状況なので、住民も消防団員も自分の命を最優先させるための行動をとるしかありません。

消防団員には災害を止めるスキルはありません。建設業者ですら復旧はできますが、河川の氾濫を止めることはできません。

レベル5に達したら災害が収まるのをただただ待つのみです。

まとめ

いかがでしたか?

消防団にできることには限界がありますし、大したスキルを持ち合わせていません。レスキューや自衛隊のように訓練をしているわけではないです。

しかし、避難誘導など消防団員としてできることを迅速に行うことで住民の生命を守れる確率がグンと上がります。

ヒーローになる必要はありません。マンガや映画のように機転を利かせたスーパープレイなど絶対に無理です。

ですから、消防団としてできることを冷静に全力で行いましょう。

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